お産の記録4(笑)


※注意※
今回は赤裸々なお産日記のため、
男性陣やリアル状況等を見聞きするのが苦手な方は、
ここでご遠慮くださーい(笑)


ネタみたいなお産ですけども♪



20分ごとにストーリーが展開していく。




分娩室に入ってから、時計を見つつ冷静に判断してる自分がおりました。





いきみ逃しって言葉があるくらいやから、
イキんだらいけないと思っているのに



看護師『じゃあ、イキんでくださいねー。』






妊婦『え?もう!??』






起こることすべてに、目が飛び出る感じよ。






現実と思考がついていかないコノ感じ。お産マジック。




看護師さんの言う『1時間』の根拠が気になり、質問してみた。


妊婦『さっき1時間で産まれると言われましたが・・・』


看護師『もうすぐよー。』


妊婦『子宮口って何センチくらい開いてたんですかね・・・』


看護師『9cm。』


妊婦『!!!!???』


看護師『全開までもうすぐよー。』




私は股ぐらを9cmも開けた状態で
歩いたり階段登ったりしていたのかと。



そりゃ出るものも出てくるわと、腹をくくる。





分娩室に入ってから、そうこうして
だいたい20分後に破水をしたんやが、




なんか勢いがすごくて、
大人3人くらいがバケツ持ってバシャーッて感じやった!(爆笑)
意味わからんよね。
とりあえずバケツ3杯ひっくり返したくらいの水が体から飛び出た気がした。






ココロの中で、



これがアノ噂の、はっ...破水ー!!








ああ、破水ってことはマジでお産進んでるやん・・・・!?




さらに20分後に、先生たちが集まってきまして。



わいのわいのやってましたら、どんどんお産が進んでいきます。





毎回、イキむ度に冷静に
妊婦『これからイキみますー・・・』

と、手伝ってくれアピール満開でイキみ(笑)
ココロの中で
『由惟ちゃん(この時点では予定)、がんばってるんやぁ〜』やら、
『今、どこまで出てきてはんにゃろー』やら、


頑張ること数十分。



けっこうこのイキむんが、体力的にも辛くなってきて
これが長時間続いたらよろしくないなと思い始め

『由惟ちゃん!次で出てこよう!!それがお互いのためや!!』
と、唱え唱えて

出てくれました!バンザイッ!!




25:22 娘誕生!


最後のイキみは、本当に目ぇから星でるかと思った!


そんくらいイキみました(笑)



ただ、回旋異常で(本来は後頭部から出てくるはずが)
顔を上にして出てきたので最後に軽く吸引分娩してもらう。


途中で会陰切開もしてるんやが、先輩ママの言うとおり何も痛くなかった。
チクリくらい。


赤ちゃんの頭って結構大きいと思うんやが、
お股が痛いということはなくって腰が痛かった。痛いっていうても鈍痛。


よく聞く、痛い痛い痛い痛い痛いいたたたたーーー!!!って
ことはコレっぽっちもなく。
やから終始わりかし冷静にいれたんやと思います。


とりあえず印象に残ったことをもろもろ箇条書きに。

  • 体が硬くて、分娩台に乗ると足がつりそうになり必死だったこと。コレ恥ずかしいでー。
  • 両サイドに持ち手が付いてて、ずっと押しながらイキんでいたが、

最後の最後に、先生に『押すんじゃない!ひっぱるんや!』と言われて
ココロん中で『嘘!もっとはよ言ってや!』とツッこんでたこと。

  • 産んだ後に縫われるんやが、チクチクされている間ずっと赤頭巾ちゃんの狼ってこんな気持ちなんやと

ぼんやり考えていたこと。

  • カンガルーケアのない産院やったようで、産んですぐ赤ちゃんは別室に行ってしまったこと。
  • 少しして赤ちゃんと対面したが、目に入ってきた情報から

『鼻があたしや!!』が開口一番だったこと。

  • 後のおっぱいマッサージが陣痛を上回るくらいの痛さだったこと。
  • 産後すぐの病室までの移動が車椅子で、気持ちは「歩けるのに・・・」だが

トイレの手伝いまでいたれりつくせりで。
ああ介護ってこんな気持ちなんだなあと思ったこと。

  • 産後ハイで結局1時間しか奮闘してないのに、その日は一睡もできなかったこと。

(産んだことを信じられなかった。)そして軽くお腹がすいたこと。