マスターの本音。


今日は厄日としか思えなかった。

申請作成に朝9時から昼3時くらいまでかかってた。

ああ、胃がいてぇ。うちの完全KO負け。


やっと完成して営業に。

午前のアポはすべて移動。

てか朝からなんにも食べてましぇん・・・



横川の代理店さん訪問の後、あまりにも空腹感が脳内を洗脳したため

まったく足をいれたことない

茶店バン





タイムスリップ!!!
時代錯誤!!!

中に入るとカランカランラン

エンジ色のソファはとてもひくく、目線の低い喫茶店

渋い色の木のカウンター。

あったかい店内は、外の気温と大違いでオープン窓ガラスは少し結露している。

お客は私と・・・雰囲気のいいおじさんが1人。

マスターにホットのミルクティーとヤキサンドをオーダー。


ヤヤヤヤキサンド?!



ホットサンドのことでした。


ヤキ入れてるサンドってことね。




マスターの包丁を入れるトントンした音や、

お店に流れるジャズのBGM、

おじさんのスプーンでカップを回すときに鳴る音、

ホットサンドを最後に半分に切るサクッって音、

そんな美味しい音が私を芯から癒してくれる。


ああ、今日の厄日が解きほぐされていく瞬間。。。。

最近買った本を片手に空腹満たせて幸せ。。。。



ささ、次のアポイント・・・

ゆっくり席を立ってマスターにお会計のサイン。



マスターは週刊誌を読んでいたようだ。

マスターがカタンとカウンターの低い椅子から立ち上がった。


マスター『930円ね。』

お財布を探そうと目線をしたにやると

マスター読みかけの週刊誌が開いたままだった。


その一瞬、目に入ってきた文字。

私の動きを一気に止めた。

目が見開いたのだ。



その言葉。


































ドエロ!!






視力を超えて脳内にまで電気が走った!!!







マスターの本音。


しかと見届けたよ!!!!








やっぱり、こうなんだと。





複雑な気持ちのまま100円パーキングまで身を縮めて駆けてゆきました。